星カレ。
第4章 合コン
なんやかんや30分後、ルイから直接電話がかかってきた
画面に表示される【ルイ】の名前
あたしの頬はゆるみまくりで急いで電話に出た
「もしもしっ」
「あ、みぃちゃん!?
ごめんね待たせちゃって」
「ううん、大丈夫だよ」
明るいルイの声、2度目だからか昨日よりも声を聞いてさらに安心する
「みぃちゃん何してたの?」
「ん?昨日の続きからレベ上げしてたよ~」
「ははっみぃちゃんって頑張り屋さんなんだなっ」
「えっ///」
頑張り屋さん…
「そ、そんなことないよ」
「はは、あんまり無理するなよ?
レベ上げが全てじゃないからね?」
「…う、うん?」
どうゆうことだろう…?
「みぃちゃんと一緒にいるってことが一番重要ってことだよ?」
っ!!!!////
ルイってば…////
クスクス笑ってさらっとそういうことを言うルイにドキドキさせられっぱなしだ…!
「俺ね、今夜ゲームイン出来ないんだ…」
「え…そうなの?」
残念…すぎる…
「なんか、ネットの調子が悪いみたいでね…ごめんね、みぃちゃん…」
「ううん、残念だけど仕方ないよ…」
「だけど!!!
こうして今夜はずっとみぃちゃんと電話で話せる!!」
「えっ!!!!?」
「だめ…?」
あきらかに元気をなくした声に思わず笑っちゃう…
「ううん、大丈夫だよ?
今夜は親帰り遅くなるみたいだし…」
しばらく続く沈黙…
ん?どうしたのかな…
「ルイ…?」
「みぃちゃん…」
「ん?」
「それって…もしかして俺を誘ってるの…?」
「はぃ!???////」
な、なんのこと!?
誘ってるってどうゆうこと!!?
動揺してるのが伝わったのかルイは電話の向こうで大笑いしている
「ごめんごめん、みぃちゃんがあんまりにも純粋だからさっ」
「そんなに笑わなくでもいいじゃない!」
「でもね、みぃちゃん…
みぃちゃんのそういうとこ、俺好きなんだよね…」
「…え?」
す、好き…?
「ううん、なんでもない!
そういえば、みぃちゃんあのさ~」
ルイはそのあとすぐ話をそらしたけど、あたしにはルイのぼそっとつぶやいた言葉が頭から離れなかった