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「はぁぁ～～～！？？」



教室でゆりなが大声を出すから周りの視線を集めた



「ちょ、ちょっとゆりな！
声大きい！」



あたしは急いでゆりなを廊下に連れ出した



「てかその好きってまさか告白！？」



「ん～～～…さらっと言い過ぎてわかんないんだけど…

だぶん違うと思う…」



ゆりなはなんかよくわかんない表情をしていた



「で？そのあとは話がそらされて世間話を延々と夜中までしてて、宿題をするの忘れたから、ノート見せてくださいって？」




「はい…ゆりな様」




ゆりなは呆れた顔をしてたけど、すんなりノートを持ってきてくれた



「みのり、ノート見せてあげるけど条件がある」



「…うっ」


やっぱりそう来ましたか…


「なんでしょうか、ゆりな様…」



ゆりなはニヤニヤ笑って

「明日の夜、コンパあるんだけどあと一人人数足りないからそれよろしくね？♪」



「えええええ～～～…」



「あら、断るんだったらこのノートも無しねっ」


ひょいっとノートを遠ざける



「英語の先生、宿題とか提出物にうるさいから今回宿題出さなかったらどんな補修が待ってるかなぁ～？？」



「う…わかりました…

コンパ参加させてもらいます…」




「よし！交渉成立ね♪」



あたしはノートをもらって急いで自分のノートに書き写した



はぁ～…

明日は金曜だからゆっくりルイとお話しできると思ったのにな～


よりにもよって嫌いなコンパにいくことになるなんて…