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小心者の恋事情。

第18章 墜ちる。

「だってしたいもん」

『知れっとゆーな(笑)』


「する?
もう誰もいないよ?」


『ないわぁー』


「なくない。」



ズボンの隙間から手をしのばせると、
そこは少し湿ってて…


「へぇ。したくないんだ?(笑)」



こんくらいの意地悪はさせてよね。


少し滑らせるだけで
下着の上からでもはっきりと伝わるぬるぬるとした感触。

「下着、濡れちゃうよ?
もう遅いけど(笑)」



わざとパンツを強く押しつけるようにすると、

俺の肩に回した腕の力がギュッと強くなる。



「どした?やめる?」


耳もとでいたずらに聞いたら、
わざとか素でやってんのか…
上目づかいのエロい顔で俺を見上げるから


「…………


俺が無理…。」


やめれるはずない。



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