小心者の恋事情。
第21章 見守り隊。
でも、
土方が心配すんのも無理ねーな。
あんだけ美人で、客には愛想もいいし、
本気で栞菜のこと狙ってる客もうじゃうじゃいるからな…
ややこしい奴じゃなかったらいーけど…。
――――――――
『あ!まもちゃん来てたんだ!』
「おー。お前の彼氏に呼び出された。」
『もう!おっきい声でゆーんじゃありません!』
うん。やっぱ可愛い。
はぁー…
もう俺のもんにはなんねーんだよなー。
『わおさんとなに話したの?』
「ん?あぁ…
お前が誰かに狙われてるとか…」
『わおさんまだその話ししてんだ。 別に誰も狙ってないのにねー?』
「ねー?じゃねぇよバカンナ。ちったぁ危機感もちやがれバーカ。」
『まもちゃん。
女子高生にバカとか言っちゃだめだよ?言葉の暴力でPTAとか出てきたら、それこそ危機なんだから!』
「バカか。おめーにしか言わねっつーの。」
『ならいいけど。』
いーのかよ!
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える