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小心者の恋事情。

第21章 見守り隊。

ムカイ「あ、すみません…電話出ていいですか?」

フカマチ「どうぞ」

おすすめ中華のお店につくなり、席を立つ向井さん。

笑顔で見送るメガネ。

さぁ。
どうするわたし。




『…ねえ。


……………シンマチ?』






「………ぷはっ(笑)!

それ久しぶりに言われた(笑)」







あ、笑った顔…
初めてみた。かも?



『…で、なんでわたし呼ばれたの?』


「憧れの人…だったからかな。」


『は?』

「美人でスタイルもよくて明るくて、僕とはまるで正反対な君に、憧れ半分、嫉妬半分?(笑) 」

なんだこいつ

『質問のこたえになってないんだけど?』

「友だちになって欲しい。」

『…は?』

「だめかな…


君と友だちになれれば、
僕、もっと自信つくと思うんだ。」

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