小心者の恋事情。
第3章 セックスフレンド。
2本の長い指がするんと侵入
絶好ポジションを探り当て、テクニカルな刺激を与える
「ほんとエロいからだ(笑)
もっと我慢しなきゃ」
漏らそうが、意識ぶっ飛ぼうが、お構いなしで繰り広げられる奥田リズムに惜しげなくいきまくる私。
思考も下の蛇口も緩みっぱなしで、ギンギンカチカチのおっくん(←奥田くんの息子さん)も、すんなりと受け入れる。
お互いいいポイントにあたるようにぐいーっと膝を折畳んで腰を浮かせては、また一気に打ち付けるもんだから。
もう喘ぐことすらできないだらしない私。
マグロってゆーんですか?
でもいいや。気持ちいいし。
「中、いい?」
『…っん…』
お腹んなかいっぱいにあったかいものが放たれると、
妙に冷静さを取り戻す。
『………つめた!』
「シーツ潮溜まりできてるからね(笑)」
『清掃の方ごめんなさい。』
「仕事のしがいがあるじゃん(笑)」
『そっか。』
「泊まってく?」
『シーツきもちわるいから帰る』
「相変わらずドライだね(笑)」