テキストサイズ

小心者の恋事情。

第4章 平井栞菜とゆう人物。

大学の講義が終わって、その日もバイト先へと向かった。

いつもと同じように…

―ガチャ―


「・・・。」


スタッフルームのドアをフルオープンしたら、


『あ。はじめまして!すぐに着替えますね!』

下着姿のあいつが、めちゃめちゃ冷静に挨拶してきやがった。


ちゃちゃっとユニフォームを身に纏い、にっこり笑って
『平井栞菜です!よろしくお願いしまーす!』

元気に自己紹介。

なんだ。なんなんだこいつ!頭沸いてんのか?

つっこみたい事は山ほどあんのに…

俺の思考を奪ってしまうくらい…
綺麗な顔。

ほんもんの美人っつーのを、初めて見た気がした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ