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小心者の恋事情。

第11章 わおさんと。


「打てなかったらどーしよ(笑)」

『え?初めて??』

「うん。
平井さんのが上手かったらヘコむ」

『私も久々だし!わおさん運動神経いいから打てますよ!』

くすりと笑って打席に立つわおさん。

いきなり120㌔って…
速くないですか?



―ボスッ―


見逃し。

言わんこっちゃない(笑)


『わおさんボールよくみ、、

――カキィーン――


「おー!当った!」


対応力たけーなおい!


『すごっ!!』


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