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青の水

第7章 土曜日の朝。

「・・・はぁ・・・」

唇が離れると、
私は少しぐったりとした。

「こんだけで感じちゃうとか、
 恋心はエロいね。」

ふっとやわらかく笑う。
それでもまだ、瞳の奥は怒っていて・・・。

「もっと、欲しい?」
「・・・っ!」

ばれてる。
もっと、って思ってることが。

こんな事、なかったのにっ!

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