テキストサイズ

青の水

第9章 ケーキとカフェ

「何、これ。」
私の目の前でみちるは大笑いしている。

超特大のパフェが明らかに存在感を示している。
なんでパフェの上にチョコレートケーキ?

「漣頑張って!」
みちるのテーブルの周りには
色とりどりフルーツに囲まれた
ショートケーキの皿と、
ミルクコーヒーが置かれている。

私は、重いため息をはいた。

「・・・漣?」
聞き覚えのある声が頭上からする。
それに体が微かに震えた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ