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青の水

第10章 流と過去

「というか、もう近所でもない上に、
 県外から帰省するたびにさ
 こっち寄るの止めてよ。」

私は、帰ってオーラを出した。

「金が必要なら俺が用意するって言ってるだろ!」

「高校生がバイトしたってもらえる額なんてしれてるのよっ!!!」

「なんで、そんなムキになってるんだよ!そんなのあいつを煽るだけだろう!?」

「取り返さなきゃいけないのよっ!」

ちっと流が舌打ちしてヅカヅカと
距離を縮める。

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