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青の水

第1章 内緒。

「漣(さざなみ)さん。」
電車内、携帯をいじっていると
進学校の男子に声を掛けられる。

「今日、ちょっと・・・駄目かな?」
オスの表情で誘ってくる。

私のお仕事だ。

「うん。いいよ。今日は予定なかったし。
 でも、契約違反は駄目ですよ?」

男子は一度頷くとさっさと離れていった。

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