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青の水

第1章 内緒。

朝からよくそんな話が出来るなぁ・・・。
私は軽く溜息をついた。

「あ、漣!居たんだ、この電車に」
「みちる、遅刻しなかったんだ。」
「ぶー!誰が始業式から
 遅刻するものですかっ!」

私より背の低い茶髪のふわ毛の女の子。
佐伯みちる。
クラスメイトの親友で幼馴染。
といっても、みちるは引っ越しちゃって
今は近くに住んでいない。

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