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青の水

第4章 泊まりの夜

制服を脱ぎ捨てると、
シャワーのお湯を勢いよく出す。

頭からお湯が私を濡らしていく。

「・・・洗っても・・・落ちないくせに・・・」

私の声は、水の音に掻き消された。

がむしゃらにボディソープを出し、
私は、私自身を傷つけるかのように
延々とこすり続けた。

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