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青の水

第4章 泊まりの夜

たっぷり40分お風呂に入って
バスルームから出ると、
不意に空腹を煽る香りがした。

「え・・・?」
机の上に様々な料理が乗っている。
その8割が、私の好きな物。

「あれ?バスルームに
 漣用のパジャマなかった?」
「あ、あれ私のですか?」
「うん。着替えてきてよ。
 そしたら食べよ。」
ふわっと穏やかに笑う。

いつ、練習したんだろう。
1ヶ月前は、あんなに悲惨だったのに・・・。

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