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青の水

第5章 香水。

「やぁ、来ると思ってたよー。」
部屋は空腹感をさらに掻き立てる匂いが
充満していた。

「別に、夕飯だけ。」
ぶっきらぼうに、ツンとそっぽを向いて
部屋に上がった。

「荷物、客室に置いてきて。
 今日はそこで寝ればいいよ。」
「・・・。」

泊まる事まで読まれてるって、
私どれだけ単純なんだろう・・・。

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