テキストサイズ

青の水

第1章 内緒。

青と、群青が混じりながら
降りようと扉に集中する。

その時、手に紙の感触。

きゅっとそれを器用に握って
スカートのポケットに入れた。

チラッと相手の顔を確認する。

几帳面そうな顔の男。
結局、こいつも男なんだ。

そう思うとなんだか可笑しくなった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ