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寝取られ漂流記

第6章 16歳冬その2

「糞アマが」


あたしの言葉は思わぬ反撃だったらしく雅章は身を翻して教室から出て行こうとする。


「あ、雅章」


出て行こうとした雅章を晃佑が呼び止める。


「んだよ!?」
「あの子、由井ちゃんだっけ?あの子ももう使えないよ?俺が寝取って、あっちの学校の男達に売っちゃったから。今頃、乱交でもしてんじゃないかな」
「なっ」


雅章は驚いた表情を見せてから慌てたように教室から出て行った。


流石にあたしも驚いた。
そこまでしてるなんて思わなかったから。
でも何故か、晃佑なら本当なんだろうなって思う。


「晃佑?今の」
「ん?あいつ最近調子乗ってたからお仕置きにね。茜が気にする事じゃない、よ」
「ぁぁぁん///」


晃佑は笑顔で答えるとあたしをさらに突き上げていった。

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