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寝取られ漂流記

第9章 17歳秋

前までなら逃げるようにしたけど、
最近のあたしはどうしても欲求不満気味。


こんな手でも感じてしまう。


「君、可愛いね」


耳元で囁かれる。
その荒くなった息が耳に吹きかかるだけでも、
体が反応してしまう。


「しかも敏感だ」


男は、囁きながら抵抗しないあたしに、
調子に乗ってお尻を弄ってくる。


随分大胆な痴漢だ。


「10枚でこの後どう?」


痴漢のくせに、そのまま援交まで持ちかけてくる。
しかも10万って明らかに高すぎる額だ。
どこまで大胆なわけ?


あたしは横眼に男の顔を見る。


多分、年齢は30代前半くらい。
わりとカッコいいし、こんな人でも痴漢なんてするんだ。


少し惹かれてしまった。

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