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寝取られ漂流記

第10章 17歳冬

「茜ちゃん、こっち向いて?」
「はいんっ///」


結斗先輩に言われて結斗先輩の方を見ると唇を奪われる。


「結斗せんんんっ///」
「ちゅ……」


頭を掴んであたしを離さないようにすると、
そのまま舌を絡めてくる。


晃佑は止めようともしてくれない。
顔は見えないけど、布団が動く音とベッドが軋む音で、
あたしの後ろに移動したのが分かった。


「今日は三人で楽しもうと思って」


晃佑は耳元で囁きながら慣れた手つきであたしの制服のボタンを外そうとする。


三人でって。


「晃佑は俺に目の前で茜ちゃんとヤって欲しいんだってさ」


やっとあたしの口を解放した結斗先輩は笑顔でそんな風に言う。


その笑顔だけで結斗先輩も慣れてるんだなって思った。

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