テキストサイズ

寝取られ漂流記

第3章 16歳夏その2

「ねぇ、茜」
「何?」


今までにも増して来ることが多くなった俊哉の部屋。他に出来る場所もないから、するのはいつもココばかり。


今日も俊哉の部屋に上がり込んで、二人でベッドの上。いつもならキスから脱がされていくんだけど、今日はいつもと違うみたい。


俊哉は何か言いにくい事でもあるのか、あたしから顔を逸らして俯いている。


「どしたの?今日はしたくない?」
「違う。そうじゃなくて」


はっきりしない俊哉。こんな俊哉は初めて見る気がする。初めての時だってこんな風じゃなかった。


「あのさ、して欲しい事があるんだけど」
「何?」


俊哉があたしにして欲しい事なんて珍しいな。だから凄く嬉しい。いつもあたしばっかりしてもらってるから出来る事ならしてあげたい。


「その…………フェ、フェラして欲しいんだ」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ