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寝取られ漂流記

第16章 19歳夏

「それじゃあいきますよー。第一回戦、さいしょはグー、ジャンケン……」


仕切る男の合図に合わせてあたしはチョキを出す。
由美さんもチョキ、早紀さんはグーだった。


「負けたー」
「やっりー」


それぞれ本気で喜び、悔しがる。
二人も早くエッチしたくてたまらないって感じだ。
もちろんあたしだって譲れない。


「おーと、早紀の一人勝ちー。それでは一枚どうぞー」
「はーい」


早紀さんは、まるでストリップでも踊る様に、
腰をくねらせながら上着を脱ぐ。


まだそれだけなのに、
周りの男は発情しきった雄の如く、
歓喜の声を上げている。


「おー。流石は早紀。男の悦ばせ方が分かっている脱ぎ方だー。続いて第二回戦……」


ジャンケンしては誰かが脱いでいく。
そうして勝負は進んだ。

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