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寝取られ漂流記

第20章 20歳夏

ごそごそする音で目が覚める。
目に入った時計を見ると、
昨日ここに来た時と同じくらいの時間。
って事は絵里さんが仕事が終わって戻って来たんだろう。


あたしは身体を起こすと、リビングに出る。


「あ、起こしちゃった?」
「昨日早くに寝たので」
「そう。おはよう」
「おはようございます」


なんか不思議な感じの会話。
もうすぐ彰人が来る。
そろそろ下準備でもしておこうかな。


寝起きなのに、頭が冴えてる。
これからする事を想像するだけで、
興奮してきちゃう。


絵里さんは例の如くお店に出たドレス姿で、
セクシーなそのドレスに身を包んだ絵里さんは、
大人の色気をたっぷりと演出している。


「絵里さんちょっといいですか?」
「何?」
「ちょっと」


キッチンに立っていた絵里さんを連れて、
今まで寝ていた寝室に入った。

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