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寝取られ漂流記

第21章 20歳秋

「いらっしゃいませ」


彰人の案内でお店にいくと、
ボーイのような人が待ち構えていた。
こういう店のボーイさんって何故か格好いい人が多い気がする。


「当店のご利用は初めてでございますか?」
「は、はい」


少し緊張した面持ちの彰人。
ボーイさんはそれに気づいてか笑顔を見せる。


「初めての方には当店のルールを説明させて頂くのが決まりになっております。こちらへどうぞ」


ボーイさんに案内されて入口すぐの小部屋に通される。
ボーイさんを含めた三人で入るとかなり狭いけど、我慢するしかないみたい。


「担当の者を呼んで参りますのでこちらをお読みになってお待ちください」


ボーイさんはあたし逹に数ページ程の冊子を渡すと頭を下げて出て行った。


「なんか気疲れしそう」
「そう?」


二人で軽い会話をしながら冊子をめくっていく。
冊子はイラスト付きで、ルールと禁止事項がかかれていた。

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