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寝取られ漂流記

第5章 16歳冬

「最近忙しくて中々都合つかないからさ。良いだろ?」


放課後の誰もいない教室。
あたしはそこで雅章に机の上に押し倒される形になっていた。


雅章の部活が忙しくて平日も休日もまともなデートは殆ど出来ない。


校舎からグラウンドに伸びる数段の階段に座って部活を頑張る雅章を眺めるのがあたしの毎日の日課になった。


そうやって待っていたあたしと部活が終わると一緒に帰る。


それが数少ないデートの時間のような物だった。


それでもあたしは構わなかった。


雅章と過ごす時間は楽しかったし、部活を頑張る雅章を見ているのも好きだった。


たまにある雅章の休日にはエッチもするし、デートにも連れてってくれる。


でも雅章にはそのたまの休日では物足りなかったらしく、
部活が早く終わった今日、教室であたしの上に覆い被さってきた。

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