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寝取られ漂流記

第5章 16歳冬

予想通り体育館に入っていく雅章。


あたしは黙って付き従う。


もう部活も終わってるみたいで体育館にも誰もいない。


なんでわざわざ体育館なんかに。


「……あんっ///」


耳を掠める声。
間違いなく喘ぎ声だった。
どういう事?


「雅章どんっ」
「しーっ」


口の前に指を立てられて喋らないように言われてしまう。


まるで雅章は誰かが居る事を知ってたみたい。


意味わかんない。


「……ぁっ///」


声は体育倉庫の中から聞こえてきていた。

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