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寝取られ漂流記

第2章 16歳夏

「ん///」


触れるだけの優しいキス。今までだって何度か俊哉とした事はある。でもその時はエッチ出来るような所でもなかった。


でも今日はベッドの上。場所が違うだけなのに凄く恥ずかしくなってる。


短いキスの後、目を開けると俊哉の笑顔が見えた。


「茜の顔、真っ赤だよ///」
「うるさんっ///」


恥ずかしくて言い返そうとしたあたしの唇を俊哉は再び奪う。


今度は全然離れてくれなくて。長い長いキス。


俊哉はまるで高級な割れ物を扱うかのように優しく優しくあたしの体を抱き締める。それに答えるように俊哉の腰にそっと手を回した。


「ん……ぷはぁ///はぁ///」


漸く開放された唇にあたしの呼吸が荒くなる。それは俊哉も同じで荒くなった呼吸を整えるようにしながら、あたしの事を見つめている。

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