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ラヴ

第2章 あなたを求めて



1限、2限が終わった頃。
あたしは3限が一番嫌いな英語だと気づいた。
うげっ
最悪ー。あたしは結香の目を盗んで屋上に向かった。


「きっもちぃーっ。」
一人で叫ぶあたしに
後ろから誰かに抱きつかれた。


包み込むような優しい抱きつき方に胸が高鳴る。

「どきどき言ってんぞ」



ん?

まさか…

あいつぢゃないよな。

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