ラヴ
第2章 あなたを求めて
「あったけーな。」
どきっ。
やめてよ…そんなこと言わないで。
声聞いてわかった。
やっぱり安田集だ。
そうと分かればあたしは、必死に抵抗した。
だって嫌いだし。
でも高校生の男の子の力にかなうわけなく、両手を片手で掴まれ、無理やり自分の唇をあたしの唇に押し付けてきた。
「ん…ふ」
やばい…息がぁ…。
酸素を求めてあいつの唇から離れようとする。
が、
逆に舌を入れられてしまった。
「んぁ…あ…ふん。」
頭がとろけてくる....気もちい。
こんなの初めて.....