
?…好き…?
第1章 俺と彼女…
はてさてこの物語はフィクションか?
それともノンフィクションか…?
「いつもごめんね。俺こんな愚痴ばっか長電話でさ~。旦那さんにも悪いことしてるよね…」
「大丈夫よ、旦那いつも帰り遅いし」
「俺ホントにいつも慰めてもらってばっかりで…」
「そんなことないわよ、私のことだってアナタいつも分かってくれて助けてくれるじゃない」
「ねぇ、俺って只の同僚じゃなくて友達?」
「当たり前じゃない!大切な友達よ、友達の中でも凄~く上の友達よ」
彼女は一つ歳上の先輩職員。
少し遅く作った子供でこの時まだ3歳だが子供もいる…。
今の部署に移ってたった数年だが、いつの間にか仲良くなっていた気がする。
彼女曰く、俺は彼女のことをよく分かっている、昔からの地元の友人の様でもあり、考え方がまるで同じで、自分の分身みたいな存在なのだそうだ。
俺はといえば、とても円満な家庭であると言えるだろう。
しかし、妻は…実父の介護、障害があるワケではないが少々普通とは言い難い手の掛かる子供に日々てんてこ舞いだ。
もちろん俺はそんな家庭の中で、出来る限りのことはしている。
しかし、妻の負担を減らそうと思えば思うほど、妻の実父をどうすることも出来ず、手の掛かる子供を引き取って、妻と離れることさえ考えたりしたこともあった…
ある日のこと
「俺、ここの連中皆信用出来ねぇし、アンタが休みだと、すげつまんない」
「あら、私だってそうよ」
「え!?そうなの?」
「そうよ~、いつも私のこと凄く分かってくれるのに、そんな事も分からなかったの?アナタが居ない日はつまんないなぁ~、寂しいなぁ~、って思ってるのに…。女心は分かってないのね…。」
え?…女…心…?
たあいもないやり取りから、俺の心は揺れ始めていたのかもしれない…。
イヤ、深い意味なんてないさ…。
彼女は人妻。子供だっている。幸せな家庭がある彼女が妻子持ちの俺なんかを…。
そんなワケがない…。
もちろん俺も、妻も、家族も、大事だし…。
そういう、家庭を大事にしている俺を、認めてくれて、仲良くしてくれる友人はいる。
それは男女問わず。
そういった友人を、俺は大切にしたいから、たとえ女性でも友人とは二人きりで会ったりもする。
昔からそうだ。
それともノンフィクションか…?
「いつもごめんね。俺こんな愚痴ばっか長電話でさ~。旦那さんにも悪いことしてるよね…」
「大丈夫よ、旦那いつも帰り遅いし」
「俺ホントにいつも慰めてもらってばっかりで…」
「そんなことないわよ、私のことだってアナタいつも分かってくれて助けてくれるじゃない」
「ねぇ、俺って只の同僚じゃなくて友達?」
「当たり前じゃない!大切な友達よ、友達の中でも凄~く上の友達よ」
彼女は一つ歳上の先輩職員。
少し遅く作った子供でこの時まだ3歳だが子供もいる…。
今の部署に移ってたった数年だが、いつの間にか仲良くなっていた気がする。
彼女曰く、俺は彼女のことをよく分かっている、昔からの地元の友人の様でもあり、考え方がまるで同じで、自分の分身みたいな存在なのだそうだ。
俺はといえば、とても円満な家庭であると言えるだろう。
しかし、妻は…実父の介護、障害があるワケではないが少々普通とは言い難い手の掛かる子供に日々てんてこ舞いだ。
もちろん俺はそんな家庭の中で、出来る限りのことはしている。
しかし、妻の負担を減らそうと思えば思うほど、妻の実父をどうすることも出来ず、手の掛かる子供を引き取って、妻と離れることさえ考えたりしたこともあった…
ある日のこと
「俺、ここの連中皆信用出来ねぇし、アンタが休みだと、すげつまんない」
「あら、私だってそうよ」
「え!?そうなの?」
「そうよ~、いつも私のこと凄く分かってくれるのに、そんな事も分からなかったの?アナタが居ない日はつまんないなぁ~、寂しいなぁ~、って思ってるのに…。女心は分かってないのね…。」
え?…女…心…?
たあいもないやり取りから、俺の心は揺れ始めていたのかもしれない…。
イヤ、深い意味なんてないさ…。
彼女は人妻。子供だっている。幸せな家庭がある彼女が妻子持ちの俺なんかを…。
そんなワケがない…。
もちろん俺も、妻も、家族も、大事だし…。
そういう、家庭を大事にしている俺を、認めてくれて、仲良くしてくれる友人はいる。
それは男女問わず。
そういった友人を、俺は大切にしたいから、たとえ女性でも友人とは二人きりで会ったりもする。
昔からそうだ。
