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心を溶かして

第4章 素直に

『俺…昔から蘭子が好きだったんだ。
 海と仲良くしてんのが嫌で
 悔しくて意地悪ばかりしてた。』



「…信じられないよ。」


『だよな。
 本当にごめんなさい。
 俺…もう蘭子に近づかないから… 』


「…」


俺は蘭子に
もう近付かないと
言い残し

路上でタクシーをひらい
蘭子に
タクシー代を押し付けて
蘭子を先に帰らせた。











もぅ…
お前を好きで居る

資格ないよ。

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