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心を溶かして

第4章 素直に

「…嫌いって言ってんでしょ。

    離してよ。」



『蘭子…ごめん…
 俺が傷つけたんだよな。

   
  ごめんな
 今更遅いかもしれない。
  けど、蘭子…  』


「……出来ないんだよ。」


『えっ…』


「柊陣のあの一言で
 私は男の人を
 好きになれないんだよ。」


蘭子は泣きながら

訴えた…


俺…


酷い事した…

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