『Pour mon cher -涙の先に-』第66章「１７歳のプレゼントは・・・」　1050ページ

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Pour mon cher -涙の先に-

第66章１７歳のプレゼントは・・・

これって‥飴の指輪じゃん。

子供の頃、良くお母さんが買ってくれて指輪のように指に嵌めてダイヤ部分をペロペロ舐めてた事をふと思い出す。

ジュエルキャンディーとか言ったっけなぁー。

へぇ。

この飴、まだ普通に売ってるんだぁー。

って。おいおい。

そうじゃなくて。

ついつい箱が箱だけに少し期待しちゃいましたけど？！

猛司に取り敢えず、メールを返信しようと携帯をジーンズのポケットから取り出した瞬間、着信が鳴って。

画面には

【着信　　　猛司】