テキストサイズ

Pour mon cher -涙の先に-

第71章 原点から始めましょう

思わず、ボーッと猛司の姿に見惚れる。


すると目の前から



「見過ぎだ。バーカ。スケベ。変態。」



散々な言葉を投げ掛けられる。




‥バカ、スケベ、変態って‥・・言い過ぎっ!



そりゃ‥見過ぎちゃったかもだけどさっ。



イジケ気味で俯く。



「バカだな」



笑いながら歩み寄って来て、私の頭に軽く手を乗せ、腰を曲げて耳元で




「後でじっくり見れるだろ?」

「‥‥~っ!」




一気に顔が真っ赤になるのが自分でも分かるくらいカァッと顔が熱くなる。




「ほら、おタコ。

シャワー浴びてきな?」




お、おタコって!?




クスクス笑われながらバスルームに行くよう促され、その場から逃げるようにバスルームに向かった。










ストーリーメニュー

TOPTOPへ