テキストサイズ

Pour mon cher -涙の先に-

第72章 Pour mon cher -涙の先に-

そう告げると猛司は私からスッと離れて。



温もりを感じてたいと思った矢先に離れられ一瞬、寂しく思ったのも束の間。




「おいで?」



ポンポンと自分の両足を叩いてニコッと笑顔を向ける猛司。



ポンポン‥‥


足‥‥



笑顔‥・






はい?!




「いいいいやっ‥ここでいいですよっっ」



両手を顔の前で振って否定すると




「今」



へっ?!



「敬語、使っただろ。

罰。拒否権ナシ。」




グイッと腕を引っ張られ。


そのまま猛司の脚の上に座らされた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ