テキストサイズ

Pour mon cher -涙の先に-

第13章 2回目も雨でした。

部屋に着いたら先輩は前回と同様、部屋の色んな所を「へぇ~」って言いながら見て回る。



癖なんかな?



なんて思いながらソファに座って先輩の行動を観察。



一通り確認して満足したのか、そのままベッドにダイブした後、私の方に振り返って



「愛、おいで?」




そう言って手を差し伸べる。

その表情が何だかとても艶やかで。


思わず


ドキッ…というか。




一気に脈がドクドク煩くなる。









ストーリーメニュー

TOPTOPへ