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Pour mon cher -涙の先に-

第14章 一歩進んで2歩下がる?

「……入れるよ?」


の言葉と同時に私の中にゆっくりと入って来て。



「愛」



もう何度目か分からない。


名前を囁きながらゆっくりと動き始める。



私は先輩の首に腕を回して先輩を感じながら少し気付いたんだ…。




何となく感じてた違和感。




…何が前回先輩と抱かれた時と違うのか。




前は常に切なそうな表情で私を見て抱いていた。








でも…今回は





沢山私の名前を呼ぶけど……私を1度も見てない。



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