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Pour mon cher -涙の先に-

第15章 嘘と過去

「何で?」

「まぁ…ちょっと座っていいかな?」

って立ちっぱなしだから変に注目浴びちゃってて。


「どうぞ?」


って座るよう促すけど、周りの席に居た女性の目線を虜にしてる東先輩はそんなものには全く興味がないみたいで、いたって平然と堂々としてた。



てか、この人は受験生なのに試験とかいいんかな?





「今から話す事、良く知ってる東先輩から聞いたほうがいいと思って。」


「うん?」


えっと?

でも重盛先輩の話なんだよね??

何で東先輩が?



「ごめん。愛が心配で、東先輩には話したの。」


「はっ?!!!!!」




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