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「何もないんですか？」


「何かあって欲しかったの？俺に」


「いえいえ！！んなワケないじゃないですかっっ！！」


何もないなら良かったし、それが1番だし。


でも、じゃぁ何で呼ばれたんだろう？




「愛と会うのに何かなきゃダメなの？俺は」


って軽く首を傾げ意地悪そうな笑みを浮かべる先輩の顔が綺麗過ぎて

カッコ良すぎて。


くらくらしそう……




先輩に見とれてしまってると、私の目線に合わせるように膝を曲げて私の鼻と先輩の鼻が当たる寸前まで近づいてきて



「何、考えてんの？」


「えっ…あのっ……」


てかてかてか！

顔、近過ぎですからっっ！！！