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Pour mon cher -涙の先に-

第4章 バス待つ角には彼の笑顔

あ。


美鈴は私がゴンちゃん先輩の名前を聞けないと悟って一緒に来てくれるんだ。



正直、妙に意識しちゃいそうで1人より美鈴が居てくれた方が心強かったりして。



お昼休憩には突き飛ばされて殴ってやろうと思ってたけどそれも許すよ!

美鈴ちゃんっ!!



美鈴のさりげない優しさが何だか嬉しくて思わずニヤけ顔になりつつも遅れないように美鈴の後を走って下駄箱へ向かった。

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