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Pour mon cher -涙の先に-

第22章 猛司先輩の先輩を取ったら・・・

『じゃぁ、決まりね!


明日10時にいつもの公園で待ってるから。』


「分かりました!10時!」


時間間違えないようにテーブルにあった紙に時間を書く。



『あ、それから…』


「はい?」


なんだろう。




『【先輩】卒業おめでとう。


ありがとう。愛』





…あ。



電話切る直前でその言葉はズルい。



とてつもなく、ズルイ。


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