テキストサイズ

Pour mon cher -涙の先に-

第25章 密かな至福

思わず俺は彼女の腕を引っ張り腕の中へ収めた。



「えっ?!ちょっ…先輩?!」



って君は少しパニくってるけど。

ごめんね?


「少し…黙ってて?」


そう告げてぎゅっと君を抱き締める。




…良かった。


途中、君に何もなくて。

君の身に何もなくて本当に良かった‥。


君が無事で本当に良かった…




君は…愛ちゃんは俺がどんなに心配したか知らないでしょ?



だから罰。


もう少しだけ…このまま君を感じさせて…。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ