テキストサイズ

Pour mon cher -涙の先に-

第27章 VS

「ねぇ…水守さん…だよね?」


東軍団の1人が私に話かける。


名前は知らないけど何度もバス停で見かけたはある人だった。



「そうですけど」


返事をすると、何やら申し訳なさそうに


「東。アイツの傍に居てやってくんないかな?」


「え?」


「あっ…いや!今だけって意味!

アイツあんなだし、俺ら授業あるし」



そう言って東先輩の方を指を差して苦笑する。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ