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ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ……



ヨシッ！！



お昼も食べずノート類を机に片付けて急いで猛司のいる部室に向おうと教室を飛び出そうとした瞬間



「愛っ！！」


後ろから美鈴に抱き締められる。


「ちょ‥？！どしたの？！」


抱き締める腕の力をぎゅっと入れて



「愛…」



そう呟くと回してた腕を解いて背中をバンッと叩いて



「行ってらっしゃいっ！！」



と笑顔で言ってくれた美鈴に私も飛びきりの笑顔で



「行ってきますっ」


と部室へ全力で走って向かう。