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Pour mon cher -涙の先に-

第28章 VS 2

前回とあまり変わってなくて。


今日も沢山のユニフォームがハンガーに掛かってる室内。


部室の中まで入って猛司が来てるか確認しようと開けたドアを閉めた。



ウキウキと踊る私の心とは真逆の
シーンと静まる室内。



の、はずなのに――。



「…‥え?」




部室の奥から聞こえて来たのは




「あ…ちょっ……んっ‥」



女性の艶やかな声。



しかも。



この声。

私、聞き覚えがある…。




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