Pour mon cher -涙の先に-
第28章 VS 2
「美鈴‥先輩‥‥ありがとう」
涙でぐっしゃぐしゃになった顔をゆっくり美鈴から離して笑顔を2人に向けると
「うわっ‥‥」
「愛‥‥すっごいブサイク」
一生懸命笑ったのに返す言葉って、それ?!
思わず目を見開くと、反応がどう面白かったのか分からないけど2人はプッと吹き出して
「無理に笑わなくていい。
んでもって、“ありがとう”はいらない。
当たり前の事をしてるんだから。」
「愛の傍に居るって言ったでしょー」
と2人の言葉にまた涙が頬を伝う。
「もー。泣くか笑うかどっちかにしなさい!」
「だってー…‥」
「クスクス…‥」
お母さんのように世話を焼く美鈴に、世話を焼かれる私。
それを面白そうに笑って見てる東先輩。
…本当にありがとう。
2人共。
涙でぐっしゃぐしゃになった顔をゆっくり美鈴から離して笑顔を2人に向けると
「うわっ‥‥」
「愛‥‥すっごいブサイク」
一生懸命笑ったのに返す言葉って、それ?!
思わず目を見開くと、反応がどう面白かったのか分からないけど2人はプッと吹き出して
「無理に笑わなくていい。
んでもって、“ありがとう”はいらない。
当たり前の事をしてるんだから。」
「愛の傍に居るって言ったでしょー」
と2人の言葉にまた涙が頬を伝う。
「もー。泣くか笑うかどっちかにしなさい!」
「だってー…‥」
「クスクス…‥」
お母さんのように世話を焼く美鈴に、世話を焼かれる私。
それを面白そうに笑って見てる東先輩。
…本当にありがとう。
2人共。