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Pour mon cher -涙の先に-

第30章 俺の選択と決断

次の日。



俺は東を呼び出した。

用件は勿論



「水守の事で話があるんだけど」


東が愛の事を好きなのは重々知ってたから。


この男なら大丈夫。

ずっと彼女を慰めて来てたのも知ってる。

もしかしたら俺より近い位置に居るんじゃないかとさえ思う。


それくらい彼女の近くに居る東。



だからこそ、俺はお前に任せたいんだ。



「彼女を‥愛をどうか頼む。

泣かないように、笑ってられるようにお前が彼女を守ってやってくれ」


俺は深々と東に向かって頭を下げ
た。


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