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Pour mon cher -涙の先に-

第30章 俺の選択と決断

家に帰ってからも心臓の痛みは消えなくて。

モヤモヤ霧も晴れない。


今日1日でも彼女に最低な事を散々したにも関わらず、俺は‥


彼女の温もりに無性に触れたくて。

彼女の優しさに無性に触れたくて。



最後にもう1度だけ‥‥



彼女の隣りで笑いたい‥‥。





自分勝手なのは良く分かってる。

でもその気持ちが抑えきれなくて。


俺は携帯から彼女の名前を探し、コールを押した。








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