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Pour mon cher -涙の先に-

第34章 彼女の隣り

思わず。


一歩乗り出して聞いてしまう。



でも。



それが更に目の前の彼女の逆燐に触れたらしく。


俺を睨みつける目力が更に強くなり



「気になるの?
自分が愛を離したくせに。

あんたは性悪を選んだ。

だから、愛が今から誰を選ぼうがあんたには関係ない」



せいぜい性悪女とお幸せに~っと
フンっと鼻で笑って、また自分の友人の輪へ戻って行った。




‥言われてみれば。



今日、東の奴休みだった‥。




まさか、彼女の所へ行ってるなんてこれっぽっちも考えてなかった。




自然に考えればそうだよな。




昨日、泣いてるとこ直接アイツは見てるんだから‥‥。





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