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Pour mon cher -涙の先に-

第6章 焦りと想い

「正直まだそこまでは・・」



重盛先輩の事は好きで。

今や大好きレベルまで上がってて。

毎日先輩見たくて、先輩の時間割片手に休憩時間先輩が良く見えるベストな位置を走り回ってたり。



時々、東先輩にバレてニヤニヤされる事もあったり・・。


つまらない毎日も先輩の姿見るだけで幸せで嬉しくて。

笑顔が見れた時は思わず私も何だか嬉しくなって私も笑顔なってたり。


重盛先輩を見てるだけで幸せ。



だから、その先の【彼女】の地位獲得とか、全然視野になかった。




「恋愛ボケもいいけど、杉田の彼氏になっても知らないよ」


美鈴ちゃん・・恋愛ボケって・・



杉田さんかぁ。


チラッと自販機付近に居る彼女に視線を向けて隣りに重盛先輩が居る姿を妄想してみる。



・・・・・・・。




・・・いやいや。




杉田さんの隣り、普通に今いるの重盛先輩じゃんっっ!!!

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